01:ニホンのキホンの道路のハナシ

2013/02/05 03:37
ドライブ好きな人も、そうでない人も。
車にお世話になったことのない人はいないんじゃないでしょうか。
あなたの目の前にあるパソコンも、冷蔵庫の中にあるニンジンも。
家庭の中にあるほとんど、いやすべてのものが車を一回は使って工場へ行ったり、畑から運び出されたものじゃないでしょうか。
そんな、ニホンのキホンの道路のハナシです。

都市の作り方として、大きく二つあります。
京都のような、いわゆる碁盤の目。条坊制といいます。
X軸とY軸で、わかりやすいですね。
古代中国をまねたところや、札幌やアメリカ西部の開拓した計画都市に多いですね。

もう一つ。放射と環状。
あまりぱっとしないかもしれませんが、東京はその代表例です。
環七、環八。外堀通りや明治通りにも、環状2号線や環状5号線と計画名がついています。
パリやウイーンなど、城塞都市から発展したところに多いです。

人間の感性からすると、碁盤の目の方がわかりやすいかもしれませんが、
実は最近の都市計画は、放射と環状の考え方に基づいて作られています。

なぜそうなるのかをみていきましょう。
碁盤の目の代表例。京都。
交差点を表すのも通りの名前で表します。
千本丸太町。四条烏丸。西大路御池。
とてもわかりやすいですね。
ところが、車社会ともなると、そうもいってられないのです。

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